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山本裕子(ひろこ)
プロフィール |
(株)ZENプロジェクト・代表取締役
1952年名古屋市中区生まれ。
1才の時に上京。
1974年和洋女子大学卒業。
栄養士取得。
卒業後、父親が経営する(株)善
本社に勤め、営業、販売、編集、
デザイン等の部署を担当。
1988年より(株)善本社・事業部
を立ち上げ商業印刷物、ホーム
ページ製作等を手掛ける。
2009年4月、(株)善本社・事業部を 「ZENプロジェクト」と社名を変更し、今日に至る。
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昭和45年の私がまだ20代の頃の話です。ヨーロッパから帰国直後、小学校から続いている友人の飲み仲間が、わが家に来てみやげ話を聞きたいというのです。
さぞ、美味しいワインの話が出るだろうと期待しているのが分かりました。
当時は高いワインなど買える時代ではなかったのですが、期待している友達の手前、格好をつけなければいけないと考え、1升瓶、900円の安い赤ワインに、色々なフルーツを混ぜてパンチを作ることを思い付いたのです。
フルーツを加えたワインは香りも口当たりも全く異なり、まさに高級ワインと化したのです。
遊びに来た友人達は、今まで味わったこともないワインを口にし感激し、
「これは高いワインだろうなぁ」とか、
「どこの産地なんだ」とか
「いくらぐらいするんだ」と質問攻めです。 |
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こちらも、はじめはニヤニヤしながら、田舎町の産物だとか、上流階級の人たちの口にしか入らないなどと答えていたのですが、銘柄を聞かれ、返答に詰まり、とっさに突いて出たのが、
「フルーティーワインロゼリーナ」と。
こんな美味しいワイン飲んだことがないなぁ!と満足そうに帰って行った友の姿に謝りたい思いで一杯でした。
安いワインでも、フルーツを入れたことで、こんなにまろやかに美味しくなるとは、自分でもびっくりした懐かしい話です。
当時の味を思い起こし作ってみたのですが、やはり美味しいと思うので、一度試してみる価値があるかもしれません。 |
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●作り方●
(1) キーウイフルーツは皮をむき、それ以外の果物は皮ごと輪
切りにし、ボーに移しかえたワインの中に浸け置きます。 |
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(2) 5〜6時間後、果物を取り出す際は、ボールのワインに、
果汁を絞り出した後、果物のカスは、捨てます。
(3) 果汁入りのボールのワインは、こし器で、ろ過して瓶に戻
します。 |
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文章・イラスト・写真等は、著作権があり複製・引用出来ません。
文・料理………… レスト ヨーメ
イラスト・写真…… 山本 裕子 (やまもと ひろこ) |
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レスト ヨーメ プロフィール |
国籍 日本
(株)ZENプロジェクトmember
詳細不詳 |
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