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| 山本裕子(ひろこ)
プロフィール |
(株)ZENプロジェクト・代表取締役。
1952年名古屋市中区生まれ。
1才の時に上京。
1974年和洋女子大学卒業。
栄養士取得。
卒業後、父親が経営する(株)善
本社に勤め、営業、販売、編集、
デザイン等の部署を担当。
1988年より(株)善本社・事業部
を立ち上げ商業印刷物、ホーム
ページ製作等を手掛ける。
2009年４月、(株)善本社・事業部を 「ZENプロジェクト」と社名を変更し、今日に至る。
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私の息子が小学校３年、娘が幼稚園の年長組の時の話です。
クリスマスケーキを、男同士で作ろうということになりました。
スポンジケーキは、ケーキ屋で購入し、彩りを考え、イチゴをメインに、キーウイフルーツ、みかんの缶詰を果物屋で買い、生クリーム、バニラエッセンスをスーパーで買い揃えました。
そして、私と息子と２人だけが台所に入り、私の母も、妻も、娘も、リビングで出来上がるのを待ってもらうことにしました。 |
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ボールで泡立ててホイップクリームを作り、スポンジの表面に塗り、さらにゆるめのクリーム
(ノロ) を鏡のように塗って仕上げていました。
自分で作ったことのある人は、分かると思いますが、ホイップクリームは、結構余るものなのです。
私も息子も、そのボールに残っているホイップクリームを、指ですくいながら、ペロペロとなめ出しました。
こういうことを始め出すと、無くなるまで止まらないもので、ボールの中のホイップクリームが空になるころには、私も息子も、気持ちが悪くなってしまっていました。
そのため、赤いイチゴと緑のキーウイフルーツと、オレンジ色のみかんを綺麗に飾る積もりが、もうどうでもよくなってしまい、そこそこの飾り付けで済ませて、リビングで待ちわびていた女性陣の前に運んだのです。
皆は「美味しい、美味しい !！」と喜んでくれたのですが、私も息子も、生クリームを食べ過ぎたおかげでバニラの香りが鼻につき、うんざりしていてもう食べる気がしません。
息子など、自分のケーキのイチゴだけを食べ、その隣で少しづつ大事そうに食べていた娘のケーキのイチゴを、娘がちょっと横を向いたすきに摘んでしまい、娘は泣き出してしまいますし、散々なケーキ作りだった事を思い出しました。 |
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| いちごは半分にカットし、ホイップクリームを塗ったスポンジケーキの側面に、グルッと貼り付けて飾ると、子ども達が喜びます。 |
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文章・イラスト・写真等は、著作権があり複製・引用出来ません。
文・料理………… レスト ヨーメ
イラスト・写真…… 山本 裕子 (やまもと ひろこ) |
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| レスト ヨーメ プロフィール |
国籍 日本
（株）ＺＥＮプロジェクトmember
詳細不詳 |
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